企業インタビュー朱七保育所|鮮魚の通販、お取り寄せなら弁慶丸

企業インタビュー 朱七保育所

「ここの魚であれば、安心して子供たちに食べさせられる」と感じたことが、取引の決め手になりました。「朱七保育所」保育者 松田大洋さん

目次

  1. 重視しているのは、運動と食事。丈夫で健康な体に育てる保育方針が選ばれる理由です
  2. まずいと食べない!そんな子供の素直な舌に、受け入れられる魚を探していました
  3. 他の場所から仕入れた魚の中でも、弁慶丸のものが一番鮮度がよかった
  4. 保育所なら、弁慶丸の魚を仕入れるだけで、教育の幅をグッと広げられる
  5. 弁慶丸コメント

重視しているのは、運動と食事。丈夫で健康な体に育てる保育方針が選ばれる理由です

まずは簡単に、朱七保育所さんのご紹介をお願いします。

「朱七保育所」は、創立48年(2019年時点)になる保育所です。
当初は、この保育所の裏手にある病院に勤務する看護師の方が、出産や育児を経ても、安心して働ける環境を提供するために設立されました。待機児童が増えた問題もあり、もともとは第二保育所もあったのですが、現在は統合し、120人を定員に運営しています。

朱七保育所が他の保育所と違う部分は、運動と食事による成長を重視した保育方針です。
まず運動については、とにかく子供たちには動き回り、遊び回るように促しています。まず体を育ててあげなければ、強い心は育ちませんからね。健康も、強い体づくりからできるものなので、運動を通じて丈夫な体に育つような保育方針を、設立来からずっと大切にしています。

そして、そうした体づくりに欠かせないのが、食事です。
朱七保育所では、肉、魚、野菜をふんだんに使用した和食のメニューを中心に、大人と同じくらいのボリュームを食べさせています。他の保育所に比べると、おそらく1.5〜2倍ほどの量は食べさせていますが、運動を大事にしている分、たくさん食べさせないと痩せ細ってしまうのです。
よく保護者の方には、「子供でもそんなに食べられるんですか?」と聞かれるのですが、みんなペロッと食べてしまいますし、中にはおかわりをする子もいます。それでも肥満児はほとんどいないことは、健康に育っていってる何よりの証拠です。

こちらの保育所は、どういったご家庭に選ばれているのでしょうか?

何よりも子供の健康や将来を大切に思っている、教育熱心な親御から選んでいただくことが多いですね。
朱七保育所は、かなり昭和的な教育の印象を受ける方が多くいます。たとえば、シャワーを浴びる際には、子供たちには自分で体や頭を洗わせるので、洗いやすいようにするために、女の子もみんな短髪です。運動もたくさんしますから、寒さに負けない体づくりをするために、よっぽど寒い日でもない限り冬でも半袖・半ズボンで過ごします。また、他の保育所では優しい保育を心がけているようですが、朱七保育所では、悪いことをすればしっかり怒るようにしています。

このように、将来の健康面や精神面の成長を考慮した保育をしているので、子供を可愛がるというよりも、厳しくとも子供の将来を1番に考えてあげられるご家庭の子供だけが集まります。
反対に、過保護体質な親御さんから選ばれることはほとんどありません。この教育方針や保育のやり方は、創業以来ずっと変えていないものなので、ここに共感してくださるご家庭の子供だけを、これからも受け入れられればと思っています。

まずいと食べない!そんな子供の素直な舌に、受け入れられる魚を探していました

弁慶丸との取引前に抱えていた悩みや、問題などはありましたか?

子供たちが、おいしい魚じゃないと受け入れてくれないのが、最大の悩みでしたね。
普段仕入れをお願いしている業者さんから卸していただいている魚は、京都の料亭などにも卸しているものなので、粗悪なものでは全くありません。しかし、朱七保育所では大人が食べるくらいのボリュームは出しても、味付けは素材のものを大事にした薄味が基本。子供なので舌も肥えておらず、判断基準が「おいしい・まずい」だけなので、単純に鮮度が低いと食べてくれません。

食事はバランスが大事なので、肉も、魚も、野菜も全て大事。しかし、魚を食べてくれないと、魚でだからこそ補える栄養などが取れなくなってしまいます。
進んで食事を取らない子供には、食べるまで向き合わせてはいますが、さすがにおいしくないものを食べろとは言えません。どうせ食べさせるなら、おいしい魚を食べさせたいという想いはありましたね。

おいしくないものを食べるのは、大人でも苦痛ですね。他には、何かありましたか?

あとは、子供にもっと、「命をもらって生きている」ということを教えたい、という想いもありました。
仕入れの段階でもそうですが、最近ではスーパーでも捌かれた魚ばかりが並んでいるので、魚をまるまる1匹見たことがないという子供もいます。驚くことに、水族館に行ったことのない子供であれば、捌かれた状態の魚が、あのまま海を泳いでいると思い込んでいる子もいるくらいです。
それほどまでに、魚という存在と子供とが遠くなってしまっているというのが現状ですが、以前から「これって、あまり良くないよな」と思っていたんです。

魚だけでなく、肉でも野菜でもそうですが、私たちは基本、生きているものの命をいただいて生活をしています。だからこそ、食べられることに喜びも感じられますし、命に感謝を忘れない心を持ち続けることができるのです。
しかし、生きた状態を知らない、捌かれる前の状態を知らなければ、そうしたありがたみを感じることもできません。それが教育にあまり良くないことは言わずもがなですが、そこもどうにか対策ができないかと、悩んでいましたね。

他の場所から仕入れた魚の中でも、弁慶丸のものが一番鮮度がよかった

そんな中、弁慶丸のことを知ったきっかけは、何だったのでしょうか?

魚の仕入れ先をインターネットで調べている時に、弁慶丸のことを知りました。
京都にも、南の方に行けば市場があるので、何度か自分でも足を運び、実際に魚を購入したこともありました。しかし、購入した魚を食べても、どれもおいしいとはなかなか思えなくて。いろんな食を経験してきた大人が、おいしいと思えないのであれば、もっと素直な舌を持った子供たちがおいしいと言ってくれるはずはありませんからね。

そのため、京都ではなく、全国にまで範囲を広げ、魚を仕入れられるところを探していました。その中で、4箇所ほど仕入れ先の候補をピックアップしたのですが、その中の1つが弁慶丸だったということです。

弁慶丸との取引を決断された理由は、何でしょうか?

4箇所ほどの候補先からは全て魚を仕入れてみたのですが、弁慶丸が送ってくださった魚が、どこよりも1番鮮度がよかったというのが一番の理由ですね。
一番最初に送っていただいた魚の中に、「赤カレイ」という魚が入っていました。この魚は、裏面が赤く染まっているのですが、鮮度の低いものや状態が悪いものになると、届いた翌日には赤い部分が真っ白になってしまいます。赤みが残るほどいい状態のカレイも珍しく、案の定、他で仕入れたものは、翌日には白くなってしまっていました。しかし、弁慶丸から届いたものだけは、翌日も赤みがしっかり残っているままだったのです。
それを見て、「ここが提供してくれる魚は、鮮度が抜群にいいな」と感じました。

実際、調理したものを子供たちに出してみた時に、改めてそれを確信しましたね。
先ほどもお伝えした通り、子供たちは本当に素直なので、おいしかったら食べるし、まずいと食べません。そんな子供たちが、弁慶丸の魚を使ったメニューを出した時、もりもりと食べ出したのです。そんな子供たちの姿を見て、「ここの魚なら、子供たちもたくさん食べてくれる」「ここの魚であれば、安心して仕入れられる」と感じたことが、取引の決め手になりました。

実際、弁慶丸の魚をどう評価してくださっていますか?

弁慶丸の魚について、とくにいいなと思っているのは、「見たことのない魚が届くこともある」ということです。
朱七保育所では、河西さんがランダムに魚を選んで送ってくれるプランでお願いをしています。弁慶丸は、基本的に魚を加工せずそのままの状態で送ってくれるので、中には大人の私たちでも見たことがないような、珍しい魚が入っていることもあります。スーパーでも見かけることもありませんし、当然子供たちも知りません。魚がそのまま届くので、子供たちには魚を見てもらって、「今日はこの魚を食べるんだよ」ということを伝えるようにしているのですが、その時も「何これ!」「見たことがない!」という驚きの声が飛んできます。
それが子供の好奇心を刺激したり、知識になったりもしますし、子供とのコミュニケーションのきっかけにもなっていますね。

中でも、子供たちの中で人気の魚は「げんげ」です。
にゅるっとしたゼラチン質の体が特徴的で、触感も珍しいので、子供たちにも触れさせたりしてみると、それだけでワイワイ騒いだり、喜んでくれたりします。もちろん味もおいしいですよ。とくに「げんげ」の天ぷらは、今まで出したどんな魚料理の中でも、一番美味しい!という声が多いですね。

保育所なら、弁慶丸の魚を仕入れるだけで、教育の幅をグッと広げられる

弁慶丸の魚は、どういった保育所や幼稚園におすすめでしょうか?

同じように、子供の教育を担っている保育所には、ぜひ積極的に取り入れることをおすすめしたいですね。
弁慶丸で魚を仕入れるということは、子供においしい魚を食べさせられる喜びを与えられますし、子供が知らない魚と出会えるという経験をさせてあげられます。前述した通り、子供たちは魚について、ほとんど知りません。どんな魚がいるかということはもちろんのこと、個々に違う見た目や匂い、触感……それを経験させてあげるだけでも、教育の幅は大きく広がります。
自分たちが知ってる範囲やできる範囲に止まらず、そうして子供たちのことを思って経験の幅を広げてあげるということは、保育・教育に携わるプロとして必須のことだと思っていますね。

とはいえ、たいていの方が「魚が裁かれておらず丸々入っている」ということに、抵抗があるんじゃないかな、とも思います。
じつは僕も、弁慶丸から魚を仕入れる少し前までは、ろくに魚を捌ける状態ではありませんでしたし、おそらくそうした方の方が多いでしょう。だから当然、最初は全然うまく捌くこともできませんでしたし、失敗ばかりして、子供たちから笑われることもありましたよ(笑)。

ただ、僕ら教育者の観点でいえば、そうした「大人も失敗するんだよ」という姿勢を見せることで、子供のうちから失敗に対する恐れを、少しでも軽減できればいいな、と思っています。そして、今ではうまく捌けるようにもなっているので、「頑張ればなんでもうまくできるようになる」ということも一緒に、教えられているんじゃないかな、と思いますね。

弁慶丸に対する不満や要望があるとすれば、どういったものが挙げられますか?

正直、不満・不安というのは全くないんです。
11月から2月までの海が時化るときは、仕入れも量が減るなど、状況が不安定になるので、そこを気にされる方は不満に思われるかもしれません。しかし朱七保育所では、この時期はイベント行事が非常に多いので、反対に仕入れをほとんどしていないのです。普段も「この日にこの魚が必要」「このメニューは定番だからこの魚は絶対手元にないとダメ」というものもありませんし、もしあったとしても、魚種を変えるなどをして柔軟に対応していますので、問題はありませんね。

じつは弁慶丸との取引をした時、ちょうど海が時化ている時だったのですが、問い合わせをすると「今は時化てるので、送ることが難しいです」と言われたんですよ。その時、「嘘をつかずに状況をしっかり教えてくれるところだな」と、マニュアル感のない誠実な対応を感じまして。それが、弁慶丸を選んだ理由の1つにもなっていますね。

最後に、弁慶丸とのお取引きに迷っている方へ、一言お願いします!

まずは一番最小ロットでオーダーしてみて、実際に食べてみられることをおすすめします。
そもそも魚は食べ物ですし、好みがあるものなので、僕がどれだけ魅力を伝えても、好みが違えば意味はありません。魚が苦手という方は、このインタビューを読んでいないでしょうし、少しでも魚の取り寄せや仕入れに興味がある、というのであれば、一度オーダーされてみてはいかがでしょうか。「実際に自分で食べてみる」ということが、味や好みを確認できる、唯一の方法ですからね。

ただ、僕もこれまでにいろんな場所で魚を取り寄せ、食べてきましたが、弁慶丸の魚が一番新鮮さがあったということだけは、自信を持って伝えられます。新鮮な魚を手に入れたい、そして知らない魚も食べてみたいと思われる方には、ぜひご自身の目と舌で、確かめてみてくださいね。

朱七保育所
京都府京都市中京区壬生東高田町1-2
TEL: 075-311-1411
ホームページ: http://www.syushiti.jp/

弁慶丸コメント

初めてお声かけ頂いた際に、朱七保育所さんのサイトやブログを隅々まで拝見させて頂きました。朱七保育所さんのコンセプトに共感し、こちらからお取引きのオファーをさせて頂きたい想いになりました。子供たちの舌は何より正直ですから、その純粋な味覚や感性を汚すまいと魚たちに想いを乗せて、毎回、お届けさせて頂いております。私たちの地元の漁師町でさえ、学校給食などで魚嫌いになる子供が多いのです。魚好きのうちの子供が学校で魚を残すと聞いてショックを受けた苦い思い出があります。子供たちの舌を守るのは我々大人の責任だと痛感しています。

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