企業インタビューOSAKA DELICIOUS(デリシャス)|鮮魚の通販、お取り寄せなら弁慶丸

企業インタビュー OSAKA DELICIOUS

お客様はもちろん、料理人である自分自身を喜ばせるためにも、弁慶丸のお魚は必需品 「OSAKA DELICIOUS」料理講師/調理師 中野麻衣子さん

目次

  1. 1,500人が集まるアットホームな料理教室。人気の理由は「会」!?
  2. 魚のカリキュラムを増やしたい。そこに立ちはだかる“耐え難い問題”……
  3. ピカピカしている“規格外”な魚たちとの出会いが、毎回の楽しみになっています
  4. お客様に、いいお魚を提供できる。そこに喜びや愛を感じられる人におすすめです
  5. 弁慶丸コメント

1,500人が集まるアットホームな料理教室。人気の理由は「会」!?

まずは簡単に、自己紹介をお願いします。

「OSAKA DELICIOUS」は、普段からお料理を作られる方から、全くしないという方まで、レベルに合わせたカリュラムを提供している料理教室です。
現在1,500人の方に通っていただいているのですが、みなさんからよく言っていただけるのは、「少人数のアットホームな雰囲気がいいよね」ということ。スタジオ自体も大きくなく、講師の数自体も少ないので、一度に教えられる生徒の数がどうしても少なくなってしまいます。しかし、それによって一人ひとりに寄り添って教えることができるので、満足度は高いですね。
お料理を作る時はもちろん、食べる時もワイワイおしゃべりを楽しみながら食事を取っていただくことで、食べることをまるっと好きになっていただける場づくりを普段から意識しています。

中でも人気のカリキュラムや、他の教室にないサービスなどはありますか?

それでいうと、食材ごとにテーマを分けて開催する「〇〇の会」シリーズが人気ですね。
たとえば「パクチーの会」「お肉の会」など、その食材を使った料理ばかりをたくさん作ることで、楽しんでいただきながらも、食材を使った料理のバリエーションを一気に増やすことができます。料理がテーマではなく食材がテーマのイベントなので、その食材がとくに好きだ!という方には、喜んでご参加いただいていますよ。

中でも人気なのは、弁慶丸から仕入れているお魚を使用した「お魚の会プレミアム」というイベントです。
この会の面白いところは、イベント間近にならないとテーマのお魚を知ることができないというところ。弁慶丸には、その時々に獲れたお魚からランダムに箱詰めして送っていただくプランで契約しているので、私たち講師も、イベント開催3日前ほどにならないとどんなお魚が届くのかを知らないのです。そんなサプライズ感も人気の理由の1つとなっていて、毎回参加してくださっている方もいますし、多い時にはチケットがとれないほどの参加者が集まることもあります。

また、この「お魚の会プレミアム」だけではありませんが、OSAKA DELICIOUSでは「魚の捌き方」まで教えていることも特徴です。
他のお料理教室では、お魚はすでに捌かれた状態で提供されることがほとんどですし、スーパーでもすでに捌かれているものを購入することがほとんどですよね。そうした影響もあってか、普段からお料理をする方でも、お魚を捌けるという方はごく僅か。お魚を捌けるようになると、新鮮なお魚をまるごと購入することもできるようになるので、手にできる食材の幅を広げることができるんです。そのため、「お魚の捌き方が知りたいから」という理由でご入会いただけることも、非常に多くあるんですよ。

魚のカリキュラムを増やしたい。そこに立ちはだかる“耐え難い問題”……

弁慶丸との取引前に抱えていた悩みや、問題などはありましたか?

参加していただく生徒さんにお出しするお魚を、もっといいものに変えられないかな、という悩みはありましたね。
じつは以前から、OSAKA DELICIOUSではお魚料理の需要が高く、中でもお魚の捌き方に関しては、府外からも習いに来られる方がいるほど人気のカリキュラムでした。先ほどもお伝えした通り、料理ができる人でも、魚を捌ける人は少ないですし、料理が好きな人ほど「できないなら、できるようになりたい!」という気持ちも大きいのです。他の料理教室では教えていないということもあって、今でも魚の捌き方の講義は、問い合わせも多いですね。

だからこそ、当時からお魚を使ったカリキュラムやイベントをもっと増やしたいと思っていたのですが……そこで使用するお魚に問題があったのです。

というと、どのような問題があったのでしょうか?

それまで仕入れていたお魚は、鮮度がいいとはとても言えず、臭いなども非常に気になる状態のものばかりでした。
それまで、お魚の仕入れについては、普段からお付き合いのある業者さんに全てお任せをしていました。市場で仕入れれたものを、安定して納品していただけるのはよかったのですが、お魚が入った発泡スチロールを開けた瞬間、あの生臭さがブワッと顔にかかり、せっかく食材が届いたのに、どこか嬉しさが半減してしまっていまして。私自身、元々は飲食店のシェフだったという経歴もあるので、「講義で使う」という視点ではなく、どうしても「お客様にお出ししていいものかどうか」という視点で食材を評価してしまいます。
また、こうしたお魚だと、講師としても気持ちが上がらないので、仕事とはわかっていながらも、生徒の方に100%の気持ちで向き合えないんです。

もうシェフじゃないんだから、そこは考えても仕方ないよ」と言われることもありましたが、料理が好きで、食材が好きな私には、どうしてもここだけはブレさせたくなくて。だけど、他の仕入先も知らないし、どうしよう……と悩んでいましたね。

ピカピカしている“規格外”な魚たちとの出会いが、毎回の楽しみになっています

そんな中、弁慶丸のことを知ったきっかけは、何だったのでしょうか?

支配人がインターネットで弁慶丸の存在を知り、教えてもらったことがきっかけでした。
支配人は、とにかく好奇心旺盛で、かつ飽き性な人なので、日頃からいろんなところにアンテナを張り巡らせて、情報収集をしています。面白いと思ったものはすぐに取り入れる性格だからか、弁慶丸のホームページを見つけた時に、一気に興味を持ったそうで。
それで、「こんなんあるんだけど、よかったら行ってみない?」と打診され、鳥取の港の方に伺うことになったのです。

弁慶丸との取引を決断された理由は、何でしょうか?

その時、すでに支配人の中では、取引をする前提でいたようですが、決め手になったのは、河西さんの持つお魚への愛と情熱ですね。
ホームページを見るだけでも、それがバシバシ伝わってきて、そこに共感したからこそ「会いに行こう」という話になったわけですが、現場に行くことで、よりそれを理解し、共感することができました。「自然や海の恵みの素晴らしさを、もっと多くの人に伝えたい」という想いが強く、それが見せていただいた仕事の様子や、お魚からもすごく伝わってくるんです。
最初は生徒の方に出す魚の品質を上げたいという目的で伺ったはずなのですが、支配人共々、すっかり河西さんのファンになってしまいまして。それで、ここのお魚を仕入れたい!と、より強く思うようになったんです。

また、河西さんのお魚に対する知見の深さ対応面も、取引を開始する理由の1つになりました。
OSAKA DELICIOUSが弁慶丸にお願いしているプランでは、お魚がランダムに入って送られてくるのですが、中には私も見たことがないようなお魚が含まれていることも多くあります。それに対して、鮮度が保たれるのはいつまでか、どう料理するとおいしいのかもしっかり教えてくださいますし、そのレスポンスが早いというのも、非常に助かりますね。
お魚だけに詳しい、料理だけに詳しいという方は多くいますが、どちらにも詳しい人はなかなかいないので貴重ですし、そうした方にすぐ相談できるというのは、心強いです。

実際、弁慶丸の魚をどう評価してくださっていますか?

今まで仕入れていたものとは比べ物にならないくらい、良いお魚を毎回いただいています!
まず届いたお魚から、嫌だったあの生臭さが漂ってくることは一切ありません。魚独特の生臭さというのは、内臓が腐ってきていることが原因で発生するのですが、弁慶丸では魚を獲れたその日のうちに送り、翌日には届けてくださるので、非常に新鮮な状態で手に入れることができるのです。そして、河西さんの想いや情熱を引き継いでいるのか、魚の眼や体もピカピカしています。
早く生徒の皆さんに食べて欲しい!と、元料理人としての血が騒ぐのか、こちらの気持ちもグイグイ高まってきますね。

また、いただくお魚が全て、予想以上に大きいというのも魅力ですね。
最近はお魚を発送していただく際、事前に写真を送ってくださることもあるのですが、その時に想像していた大きさよりも、1.5倍ほど大きいものが届くことも珍しくはありません。とくに最近送っていただいた「赤イカ」は、なんと私の腕がまるまる入るほど大きくて、洗ったり捌いたりするのも、かなり苦労しましたね(笑)。
毎回そうした規格外のものが送られてくるので、発泡スチロールを開けて見るのが1つの楽しみになっています。

お客様に、いいお魚を提供できる。そこに喜びや愛を感じられる人におすすめです

弁慶丸の魚は、どういった料理教室におすすめでしょうか?

お料理教室であれば、食材に愛を持って向き合えるような、思いやりのある教室にだけ仕入れていただきたいなと思いますね。
正直、料理教室の講師の方の中には、教えることが仕事だと割り切って、食材を「教材」としか見ていないドライな方も少なくはありません。作り方だけ教えれば、作ったものや余ったものはすぐに廃棄処分にしてしまう……そんな食材に対する愛やリスペクトのないような方には、仕入れてほしくないですね。
私もひとりの料理教室の講師として、食材を大事に扱っていますし、河西さんもそうした想いに共感してくださっているので、同じように愛を持って食材と向き合える、そんな料理教室さんに、ぜひ弁慶丸の魚を仕入れていただきたいな、と思っています。

また料理教室以外でいうと、お料理のラインナップに幅を決めない、柔軟に対応できる小規模な店舗にもおすすめです。
お魚は自然のものなので、毎回同じものを同じ量だけ安定的に仕入れることができるかと言われると、それは少し難しいと思います。なので、カチッと決められたメニューだけを提供しないといけない大手飲食店などではなく、臨機応変に、その日の仕入れでメニューを変えられる個人店の方が、より有効活用できると思いますよ。

弁慶丸に対する不満があるとすれば、どういったものが挙げられますか?

不満ではありませんが、河西さんにぜひ、「お魚の会プレミアム」のゲスト講師としてお越しいただきたいという要望はありますね(笑)。
実際、この会では、最初に私から弁慶丸の紹介や河西さんのお魚に対する想い、そして私自身が現地・鳥取で感じたことなどを、生徒の皆さんにお伝えするようにしています。そうすることで、生徒の皆さんにも想いや現場の臨場感が伝わり、それにより食材に向き合う姿勢も大きく変わるのです。
ただ、私からお伝えできることには限界があるでしょうから、ぜひ河西さんの方から直接、皆さんに想いを熱く語っていただきたいなぁと、開催するたびに思いますね。

ちなみに、11月から2月までの海が時化る時期は、仕入れが不安定になるので、それに不満を持たれるお店もあるかもしれませんが、私たちはそれも有効活用させていただいています。
というのも、この時化た時期は仕入れが不安定なので、「お魚の会プレミアム」は開催しないことにしているのです。「少ない数でも、少人数で開催してください!」とも言われますが、あえてそれに応えず3月まで待っていただくことで、よりプレミアム感を演出することにも成功しています!

最後に、弁慶丸とのお取引きに迷っている方へ、一言お願いします!

弁慶丸は、いい意味でいつも私たちの期待を裏切ってくれます。
もちろんそれは、元料理人の私でも見たことがないお魚との出会いもそうですし、臭いが一切しないピカピカに光るほどの新鮮さもそうですが、何より素晴らしいのは、河西さんのホスピタリティです。もちろん、河西さんもお仕事でやられているので、当然と言われればそうかもしれませんが、河西さんのそれからは、お仕事以上の愛や想いを感じることができます。

私も長くこうした業界に携わっていますが、ここまでお魚という食材に熱く、真剣で、情熱を持った業者さんには出会ったことがありません。
当初は、生徒の皆さんにお出しするお魚の質を上げるために始まった取引でしたが、料理人として素敵な食材を提供できる自信と喜び、そしてこんなに素敵な河西さんとの出会いこそ、弁慶丸が私にくれたものだと思っています。あなたも何かしらの形で食に携わる人の一人として、お客様はもちろん、自分を喜ばせるためにも、ぜひ一度弁慶丸のお魚を仕入れてみてはいかがでしょうか。

OSAKA DELICIOUS
大阪市中央区本町橋6-18 本町橋倶楽部1F
TEL: 06-6947-1559
ホームページ: http://osakadelicious.jp/

弁慶丸コメント

正直にお話しすると、お取引きを開始する際に、お断りすることが多いのが料理教室さんです。味付けだけを教える料理教室さんではなく、魚をさばく事から教えている料理教室さんとだけお取引きをしています。時短簡単レシピだけに主眼を置いている料理教室の先生とは、どうしても意思疎通が出来ないのです。OSAKA DELICIOUSさんは鳥取で漁業体験までして頂き、当社のこだわりやポリシーをご理解頂きお取引をさせて頂く事にいたしました。
最近では、飲食店さんでさえも「魚をさばいて送ってほしい」って言われる料理人の方もいます。料理をする目的っていったい何?効率を求める作業以外に大切な事忘れていませんか?とすべての料理人さんに問いかけたいです。

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