ミミイカ（ボウズイカ・ビンダコ）

2019.09.13

ミミイカ（ボウズイカ・ビンダコ）

ミミイカ目ミミイカ科には仲間が多い。市場では、それらをミミイカと呼んでいるようだ。山陰地方では、その風貌から「ミッキーマウス」とも漁師の間では呼ばれている。胴長５㌢ほどの小さなイカで、ヒレが耳のように見える。ほとんどが夜行性で、昼は砂に潜っている。日本全国の浅海に生息する。

①食べるには忍びないほど、かわいらしい。

②胴と頭部は背側でつながっているが、無理に開いて内蔵を出す。

③沸騰させた塩水で、数秒間茹でる。

④即座に冷水に取る。

⑤水気をしっかり拭き取る。

⑥ミミイカの釜揚げは、塩で食べる。小さいわりに筋肉質で、やや固い。その噛み応え

が、酒の肴にいいようだ。

⑦姿を見つめながら飲むのもいい。脚が１０本、イカである。

⑧左から背側と腹側。丸ごと、パクリ！