うまい魚、旨いさかな、鮮魚のことなら脱サラ現役漁師「弁慶丸」の河西信明にお任せあれ!

漁師のお仕事とは?

ひとくちに「漁業」と言っても、大きく分けて、沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業の三つに種別されています。弁慶丸が従事していますのが、沿岸漁業です。沿岸漁業は、日本の漁業者の88%を占める大切な漁業です。主に10トン以下の漁船を使用する小規模な漁業で、そのほとんどが個人経営をしており、中には、親子経営している親子船もあります。

基本的には、ほぼ日帰りできる範囲が漁場です。その漁業種類は多く、各種一本釣り漁業、底曳き網漁業、刺網漁業、延縄漁業、定置網漁業などのほか、養殖業も含まれます。 弁慶丸の場合は、人に雇われる沖合漁業・遠洋漁業には興味がなく、初めから、日帰り操業で、個人経営できる沿岸漁業に魅力を感じていました。

「漁師のお仕事」と言われても、一般の方は、なかなかイメージしづらいでしょうから、 まずは、弁慶丸の年間スケジュールからご紹介していきましょう。

漁師の春夏秋冬

春・4月~5月末頃

資源保護のため「底曳き漁」は禁漁期間です。6月からの底曳き漁解禁に向けて網の手直しや網の仕立てが主な仕事です。船本体のメンテナンスをする時期でもあり、ドッグして汚れを落とし、船底塗装、スクリューや舵の手入れなどを行います。漁の方は 「甲イカの籠漁」「カワハギ漁」「素潜り漁」をしています。

4月~5月末頃

夏・6月~9月中頃

底曳き漁が解禁

「底曳き漁」が解禁となり、6月中は水深60~80m付近でメイタガレイ、タイ、カワハギ狙いで漁をします。7月初旬から水深100~130m付近でミズガレイ、アンコウ、口細ガレイを狙います。ここ2~3年、お盆過ぎからエチゼンクラゲが毎年、出現し、「底曳き漁」をすることが難しくなってきました。

秋・9月中旬~12月末頃

「赤いかの一本釣り漁」に、2時間くらいかけて水深300m付近まで出漁します。赤いかは対馬海流の流れや水温によって来遊量が増減するので、毎年水揚げに大きな差がでます。地球温暖化の影響で、招かざるお客さんが「エチゼンクラゲ」で、有難いお客様が「赤いか」と言うことです。ここ10年ぐらいで山陰地方でも獲れるようになった沿岸漁業の救いの星です。JFの「日本海赤いか物語」のサイトに弁慶丸も登場していますので、探してみて下さい。http://akaika.hp.infoseek.co.jp/

9月中旬~12月末頃

冬・1月~3月末頃

年明けからは「底曳き漁」に戻り、水深30~50mでシタビラメやヒラメを狙います。この時期は冬の日本海が相手なので、「脱サラ船酔い漁師」にとりましては、最も過酷な試練の季節です。また、朝の荷揚げ作業も一番辛い時期です。時化の合間に、倉庫にこもり、おおががりな網直しや道具の手入れ・改良をしています。

1月~3月末頃

漁師さんに聞きました!「10の質問」

Q1:漁師のお仕事は楽しいですか?

世の中には色々な仕事があると思いますが、私の知る限り、漁師以上に面白くエキサイティングな仕事は無いと思っています。魚が捕れた時の感動を一度味わったら、もう病みつきになります。例えるなら、毎日が少年時代の「虫獲り」の様なものです。
「今日は○○君がクワガタ3匹捕まえた!」
「明日は僕がカブト虫5匹獲るぞ!」といったように。
朝のセリ市場には、一晩の漁の成果が船ごとに並べ出されますので、「他の船には負けないぞ」と毎日が真剣勝負です。

いくら親方や先輩漁師がいても、一歩海に出たら年齢や経験に関係のない実力主義の世界ですから、自ずとやる気が出てきます。

また、海の上から味わう素晴らしい景色との出会いも、この仕事の楽しみの一つです。満天の星空や朝焼けに煙る山々の神々しいシルエット。水平線に沈む夕日の美しさと輝き始める朝日には、思わず手を合わせてしまいます。時には、イルカショーや夜光虫のイルミネーションショーのお出迎えもあります。自然が描き出す芸術作品に、ただただ驚かされ感動します。
大自然を相手にする仕事なので、醍醐味はありますし結果が単純で分かりやすい。単純な私には最適で、今となってはもう他の仕事を考えることはできません。

Q2:漁師のお仕事はやはり危険ですか?

昔から「板子一枚下は地獄」と言われる様に、一歩間違えれば確実に死が待っています。テレビの報道で、船の事故のニュースを聞く度に身が引き締まる思いです。独立して三年になりますが、何度か危険な目に遭いました。今思い出しても冷や汗がでます。一瞬の出来事なのですが、不思議とスローモーションになって、自分の生い立ちやら家族の顔やら色々な事が頭の中を走馬灯のように駆け巡る経験をしました。
 一番多い事故は「転落」です。これには、船を走らせたまま人だけが海に落ちてしますケースと、網や道具に巻き込まれて海中に引きずり込まれるケースの2パターンがあります。漁師の仕事は、毎日が同じ作業の繰り返しなのですが、波のうねりや潮の流れなどで思うように網や道具が船から出ない時など、いつもと違う作業を行う場合が要注意なのです。私の場合は、後者のケースを経験しました。アクシデントがあり、ある作業に集中していた時、突然、船に半分残っていた道具が、勢いよく海の中に落ちて行きます。

慌てて、体をかわしたのですが、フッと気がつくと束ねたロープの中にまだ足が残っていて、そのまま道具とともに海中に引きずり込まれそうになりました。船の最後尾まで体を引きずられ、運良く長靴だけが脱げ命拾いしました。今でもその時の夢を見ては、汗だくになって目が覚めます。
よく親方から、「人には与えられた寿命がある。」という教えを受けました。「生きる奴はどんな危険な目に遭っても生きて帰って来る。死ぬる奴は簡単に死ぬる。」ということだそうです。海の事故では死体もあがらず、残された家族は諦めがつかないまま悲しみ続け、死亡届けも受理されず保険金も支払われないといった状態は、よくあることだそうです。
漁業は、まさに生と死が紙一重の仕事なのです。

Q3:漁師のお仕事でつらい事は?

漁師の仕事は、夏の猛暑さや厳冬の中での究極の4K(キツイ・汚い・臭い・危険)の仕事だと想像されるみたいですが、実は、まったくそのとおりです(笑)。しかし、魚がたくさん獲れればこの辛さは一挙に全部吹き飛んでしまいます。ですから、実際、それ程「苦」と感じることはありません。

それよりも、私の場合は「網直し作業」が一番「苦」なのです。少しでも多くの魚を獲ろうとして、網を瀬に近づけ過ぎて大破れし、船の上で必死になって網直しをする時が一番辛いのです。とりあえず次の網を打つ為にツギハギをするのですが、ほとんどツギハギになっていません(笑)。もともと手先が器用でない上に「船酔い」という得意技の持ち主ですので、船上で揺らされての網直し作業は地獄です。

もう一つ、「荷揚げ作業」も苦手な作業です。港に着くなり、魚の鮮度を落とさない為にフルスピード・ハイパワーで魚の選別(種類や大きさ)をします。選別した魚の重さを量り、氷を敷いた発泡ケースに並べてセリ市場に運ぶこの2時間の作業で、疲れが倍増します。

特に弁慶丸一家の場合は子供連れでの荷揚げ作業ですので、なかなかスムーズにはいきません。地元「NPO法人・賀露おやじの会」の物好きおやじ・石黒さんがこの作業の体験記を書いておられますので、よろしければご参考に。http://www.geocities.jp/karo_oyaji/benkeimaru/benkeimaru.htm

Q4:1日のお仕事の流れを教えて下さい。

商売する漁によって、時間や生活スタイルが異なるのが漁師の仕事です。
底曳き漁の場合ですと、昼の12時半頃に港に出勤します。
気象状況を考慮しながら出漁をするかしないかを、みんなで相談して決めます。話がうまくまとまれば13時に出港します。この出漁するかしないかの話をまとめるが一大イベントで、殴り合いのケンカもしばしばです。漁師は一匹狼の孤独で自由な仕事だと思われがちですが、実は、安全操業を優先する為、取り決め事が多いのが、現状です。

漁場までの到着時間は季節によって異なりますが、冬期は近い漁場で15分、夏期は遠い漁場に行きますので2時間30分くらい船を走らせます。
一日の操業で3~5回くらい網を入れます。ちなみに弁慶丸は、独立した年に何度も網をカキコマセて(海底のドロやゴミで網が曳けない状態の事)、9回も網を上げた「ありがたくない伝説の記録」を持っています。

一晩中操業し、翌朝の6時頃に港に帰ってきますので、約17時間は海の上にいる計算になります。それから獲ってきた魚を荷揚げし、網直しや次の出港の為の網のセッティングをして、家に帰るのが8時半頃です。少しでも長く寝たいので、30分で風呂と朝食を済ませた後、9時には爆睡状態です。

この束の間の幸せな仮眠を3時間程とった後、また港へ出勤となります。底曳き解禁の6~8月はこのサイクルが繰り返しの毎日です。

Q5: 魚がいなくなっているって本当ですか?

目に見えて漁獲量が少なくなってきました。これ、「資源枯渇問題」なのでしょうか。昔は瀬も人口漁礁も何もない野原(海底)から、いくらでも魚が捕れたらしいです。
今は魚が捕れないため、最新のGPSや魚探・ソナーなどのハイテク機器を使い、瀬に隠れている魚さえも根こそぎ獲ってしまうという正に悪循環状態になっています。私たち漁師は目先の生活の為に、自分達で自分達の首をどんどん締めっているのでしょうか。資源保護の為に禁漁期間を設けたり、網の目を規制したりしてはいますが、既に手遅れの様な気もしています。昔のように連続操業をしても魚が捨てるほど獲れた時代は、もう戻ってこないような気がします。今までの乱獲に、天罰が下されているのかも知れません。

地球温暖化による「異常気象」や「生態系の変化」も、魚がいなくなっている大きな要因のひとつと聞いています。「この季節にあの瀬に行けば、必ずあの魚が獲れる!」という昔ながらの漁師の知恵を活かすことが出来ないのです。弁慶丸のようなインスタント漁師が思わぬ所で魚を獲って一番漁になってしまうのは、何故なのでしょう。

海の状況は年々悪くなる一方で、魚たちの悲痛な叫びが聞こえてくるようです。
「海の水温をぬるま湯にしてくさって、このダラズ(お馬鹿さんという意味)が!ウロコがふやけてしまうだがや!」(賀露の漁師風)

Q6: お仕事上で困っている事はありますか?

魚が獲れなくなったことに加え、命をかけて獲った稀少な魚の値段の、まあ~安い事!!
これは「魚価の低迷問題」です。この背景には日本人の食生活の変化(魚から肉へ)や輸入魚、養殖魚の激増があると言われています。魚は種類によって本当に味が異なり、味わい深く、本来、日本人が持っている繊細で緻密な味覚(舌)には、最適な食材なのです。
世界に誇る水産大国日本が崩壊しつつあります。先進国の中で食料自給率38%の国って本当に恥ずかしいことです。

魚を毎日食べている漁村のお年寄りの元気(パワー)をご存じでしょうか。カッコ悪い話ですが、腕力に自信のある弁慶丸が72歳の現役バリバリの老漁師に腕相撲をして負けてしまうのです。これぞまさしく「魚パワー」!!漁村の平均寿命が長いわけです。やはり日本人には魚が合うのです。是非、日本の漁師が獲った安全で美味しい魚を食べて、正常な舌と元気を取り戻して下さい。

更に、最近特に頭を痛めているのが「油の高騰」です。一般家庭の家計に直撃している問題でもありますが、漁家にとっても厳しい現実です。
船の燃料に使用している重油は、この2年で約1.7倍に高騰しました。底引き漁で遠方に出て一晩操業しますと、約26,000円の燃料代がかかります。(2008年8月現在では、約48,000円に高騰中)高騰した油代を上乗せした魚の値段(浜値)が付く訳もなく、漁師は海に出ることすらも考えてしまう時代になりました。漁師はただ提示された浜値を受け入れる事しかできません。陸の会社のように業務改善やら経営改革なんてできるはずもありません。いったいどうすればいいのでしょう。

「資源枯渇」「魚価の低迷」「油の高騰」で漁業経営は厳しい状況にあります。後継者不足も当然の結果だと思います。命を削って大変な思いをして生計が立てられなければ、誰が自分の可愛い子供に後を継がせましょうか。ですから、弁慶丸の様な変わり者が漁師になれるのです(苦笑)。
しかし、奥さんの目が日に日に厳しくなっていくことが、もっとも辛い現実なのです。

Q7: 漁師のお仕事での課題はありますか?

課題ではないですが、新たな取り組みとして、「未利用・低利用魚加工グループ」なるものを立上げ、活動しています。

わかりやすく言いますと、漁師が海の上で捨てて来る魚たちを、「もったいない」ので、何とかしようという活動です。一時期、生産調整のために、処分される野菜が「もったいない」ということで話題になりましたよね。実は、海の上でも、同じ現象が起こっていました。

セリ市場に出しても、値が付かず赤字になる魚は、漁師が自ら獲った魚を海に捨てているのです。しかし、これらの「捨てられる魚たち」は決っして、マズイわけでも、食べられないわけでもありません。ただ、食する習慣がないだけなのです。

同じ魚なのに、所変われば、高級食材・高級珍味として、取り扱われていたりするので、不思議なことですよね。
魚の高い安いという商品価値は、私たち人間が勝ってに、貼付けた「エゴシール」です。大自然の中で生きる魚たちにとってみれば、高いだの安いだのそんなこと全然関係ありません。相田みつをさん風に言いますと、ヒラメもアジも当事者同士は比べも競争もしていません。ヒラメはヒラメの与えられた命を、アジはアジの与えられた命を精一杯生きているだけです。私たち漁師は、故意に魚を網に入れ、魚の命を奪うことが仕事です。ですから、消費者の方に魚たちをおいしく食べていただき、魚たちを成仏させる責任があると思います。

そこで、「捨てられる魚たち」を救おうと立ち上がったという訳です。「捨てられる魚たち」をピーアルしたり、無料試食会を開催したりして、一般消費者の方々に馴染んでいただこうと頑張っています。前述しました「資源の枯渇問題」も踏まえて、「限りある資源の有効活用」も大切な漁師のお仕事です。

Q8: 今までで一番怖かった体験は何ですか?

いろいろ怖い思いをしてきましたが、一番怖かった体験は、独立して2年目の夏に底曳き漁で、「あるモノ」が網に入った事です。なんだと思います?

「あるモノ」とは・・・「骨」なんです。 よく夏が近づくと、テレビ番組でも心霊特集とかやりますよね。港でも、怪談話が始まるのです。よく聞かされる話は、事故等で海から捜索しても上がって来ない遺体が、網に入って上がって来るという話です。暗い海から上がりたくて、自らの意志で網の中に入って来ると語り継がれています。遺体を怖がって持ち帰らなかったり、雑な扱いをすると、その船は事故やトラブルに見舞われ、その反対に、遺体をキレイに真水で洗い、丁寧に港に持ち帰ると不思議な事にその船は大漁が続くそうです。

そんな話を何気なく聞いていたある晩に、事件が起こったのです。
ちょうど、二番目の網を上げた時に、いつも網に入る石や木屑のゴミとは形が違う物体がゴロッと船のデッキ上を転がりました。初めは何の意識もせず、魚の選別をしていました。
魚の処理が終わり、ゴミの仕分けをしていて、何気なくその物体に触った瞬間。「ギャ~!!ず・ず・頭蓋骨じゃん!!」形は半分位割れているけど、漫画でよく見るドクロマークの形をしています。

もう、この瞬間からパニック状態です。魚を獲るどころではありません。船のあらゆる電気は点けっぱなしですし、気を紛らわす為にいろんな人に携帯電話で話し続けました。充電が切れると訳わからずに今度は大きな声で一晩中、歌いっぱなしです。早く夜が明けないかと、どれ程待ちわびた事か・・・

最期の網を上げ終わると、一目散に港にダシュ!!無事、海上保安庁に「骨」を引き渡しました。もう大役を終え、力が抜け落ちました。しかし、密かに期待していた大漁になぜだか当りません。他の船も大漁にあやかろうとピッタリと弁慶丸をマークしていますが、大漁の気配がありません。3日後に海上保安庁から連絡が入りました。「この度は、ご協力ありがとうございました。検査の結果、イルカの頭蓋骨と判明しました。残念ながら、大漁は期待できないかもしれませんが、これに懲りずに又、ご協力下さい。」とのご連絡。

「あの一晩の緊張感は何だったんだ~!!」とある意味、また力が抜け落ちた弁慶丸でした。

Q9: 今でも、船酔いするのですか?

そうなんです。残念ながら、今でも船酔いを完全克服することは出来ておりません。さすがに倒れ込んで動けない状態までにはならないですが、波が高かったり、うねりがあったりすると途端に体のキレが悪くなり、生あくびや冷汗が出てきます。リバース(吐く)しちゃうことも、たまにありますが、これはもう体質なのだと諦めています。船酔いに効くというおまじないや体操・食生活の改善も試みてみましたが、荒れた日本海相手では勝ち目なしのようです。
内緒の話なのですが、何十年漁師している人でも吐く事があると聞かされて安心しました。みんなカッコ悪いので言いませんが、結構、船酔いしている漁師は多いと思います(暴露)。特に時化で長期間、陸に上がっていると、体が元に戻ってしまいますので要注意です。長年、乗り慣れている自分の船以外だと、酔ってします漁師も多いです。何十年、沖合の大型船で鍛え上げられたベテラン漁師でさえも、酔うのですから、研修期間から数えて六年目のヒヨッコ漁師では歯が立ちません。

「運動神経が良くて、繊細な神経を持っている証なのだ!」という事にして、自分自身を慰めながら、今日も元気に海に出ています。「脱サラ船酔い漁師」のキャッチフレーズはなかなか取れそうにありません。

Q10: これから漁師になるために、必要な資質や能力はありますか?

私が所属しますNPO法人「賀露オヤジの会」(こども科学教室・地域活性化活動している団体です)で、「漁師の学校」を作ろうという構想がありました。 その時に、みんなで考えた「漁師になるための3箇条のご誓文」を紹介したいと思います。

第1条 漁師はサイエンティストでなければならない

  • 海に乗り込むためには気象や海流を科学的に知らなければならない
  • 魚の生態を知り、魚を守り、育てることを知らなければならない
  • 海を守るために、廃棄物処理やリサイクルのことを知り、地球温暖化問題も考えなければならない

第2条 漁師はアーティストでなければならない

  • 漁師は、海の美しさ、たくましさ、厳しさ、やさしさを知らなければならない
  • 漁師は、多くの人間が忘れてしまった自然と人間のすばらしい関係を体感し、伝えなければならない
  • 漁師は、本当の人間らしさを考え、哲学、文学として世間に問いかけなければならない

第3条 漁師はビジネスマンでなければならない

  • 漁師は自分の魚(商品)に付加価値を付けブランド化する能力が必要である
  • 漁師は、自然の価値を評価し、地域の活性化に繋がる産業を興す能力が必要である

弁慶丸とその仲間が考えた、これからの漁師に求められる条件です

この3箇条にある理想の漁師像を目指して、弁慶丸は日々、頑張っています。
いまや、漁師は海から魚を獲ってくるだけの仕事ではありません。たとえば・・・

  • 豊かな海の復活を目指し、「漁師が木を植える」植林作業をしています。
  • 小さな魚の命を未来につなぐ、「育てる漁業」の放流活動をしています。
  • 小中学生を漁船に乗せ、「大自然とふれあう」漁業体験をしています。
道は遠く、けわしいですが、小さな一歩から歩んで行きます。応援よろしくお願いします。
植林活動 放流活動 漁業体験

漁師が木を植える
美しく豊かな沿岸の漁業環境を実現させるため、魚つき保安林での植樹活動を行っている。
漁業体験
小中学校が漁船に乗船して漁業の現場を体験する。
船酔いに苦しむ子もいれば、魚で一杯の網が揚がるのを船からのぞき込む子も。